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研修

しまね働く女性きらめき応援塾2022 大交流会

2023年3月3日|カテゴリー「研修
事務所前のプランターで栽培しているビオラが、花をたくさん咲かせるようになり、
少しずつ春の訪れが感じられるようになってきました。

秋ごろに植えてから全く花が咲かず…
このまま枯れてしまうのではないかと心配していたので、やっと安心することができました(笑)


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さて私(悦子)ですが、先日あすてらすで開催された
「しまね働く女性きらめき応援塾2022 大交流会」に参加してきました。
主催は、しまね働く女性きらめき応援塾・島根県・(公財)しまね女性センターです。

今回は、「日経xwoman」 副編集長の
小田舞子さんが講師として訪問され、
「『#駄言辞典』から考える女性のキャリアと
ジェンダーギャップ」について
講演を聞かせていただきました。


私は直接あすてらすへ行きましたが、
オンライン参加もできたので、島根県内の 30~40社くらいの方々も視聴しておられました。


この『#駄言辞典』という書籍は、現代の問題を取り上げるとても興味深いものでした。

駄言(だげん)というのは、造語だそうで、
「思い込みによる発言」であり、特に性別に基づくものが多いとされています。
心を打つ名言があれば、心をくじく駄言がある。と冒頭で聞き、言葉の意味が納得できました。

また、駄言は、言った人に悪気はなかったり、言われて喜ぶ・助かる人もいたりするようです。
そのため「駄言を言うことが一概にダメ」なのではなく、
「相手の状況や気持ちを理解しようとすることが大切」だといいます。


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「駄言」は、主に6つのカテゴリに分けられるようです。

            (駄言例)
①女性らしさ      ・女性らしくスカート着用で。
②キャリア・仕事能力  ・女性が淹れたお茶はおいしい。
③生活能力・家事    ・家事手伝うよ。
④子育て        ・お子さんはパパが見てるの?良いパパですね。
⑤恋愛・結婚      ・あなたはもう〇〇家の人間だから。
⑥男性らしさ      ・男なのに育休取るの?

「駄言」が生まれる要因は、
・無意識の思い込み
・歴史的背景、社会構造
・勉強不足、想像力や共感の不足 などなど。


話を聞き進めると、社会的に、無意識に思い込んでいることがたくさんある、
そしてそれは今の時代には合っていない、ということに気付かされました。

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現代では、男女平等は法律によって決められており、
1990年後半を境に、共働き世帯数は専業主婦世帯数を超えています。

法律や社会構造が変化しているのに、
意識や価値観がいつまでも変わらないというのは、恐ろしいことだと思いました。


時代の変化に伴い、社会や価値観はどんどんと変わっていきますよね。
それに比例して自分の無意識の部分を変えていくことができるように、
柔軟な考えを持ち続けていきたいです。
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※撮影許可をいただきました。
そして、余談ですが・・・
この大交流会のクロージングセッションで、少しだけ事例報告をさせていただきました…!

実は昨年の 8・9・10月に、この「きらめき応援塾」のセミナーに参加していました。
全3回のセミナーで、グループワークをしながら、自分の考え方を見つめ直したり、
話の組み立て方・伝え方などを学んだりしました。

そして、職種や経験が異なる方々と出会い、繋がることができました。
事務職1年目の私にとっては、それがとても刺激になり、
「こんなにキラキラしている方々が島根にいるんだ!」と嬉しくなりました。
なんだか職場以外で仲間ができた気分で、
「仲間がいる」と思うと、その後も勇気をもって仕事に向かうことができました。


そのときのことを思い出しながら、話をさせていただいたのですが、
皆さんがあたたかい雰囲気で聞いてくださり、
私にとってまた新たな一歩を踏み出せた機会となりました。



再会あり、新たなご縁あり、のとても楽しい会でした。
また「しまね働く女性きらめき応援塾2023」島根県立男女共同参画センター あすてらす
始まると思うので、参加しようと思っています。
とても前向きな気持ちになれるセミナーなので、今から楽しみです!
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